谷垣禎一総裁の就任後初の全国幹事長会議が23日、党本部で開催された。谷垣総裁は冒頭のあいさつで、「新執行部の任務、使命はもう1回自民党を再生させ、必ず政権奪還を果たすこと」との決意を表明した。また、民主党政権について、「新しい機軸を打ち出しているが、率直に申し上げ、心配もたくさんある」として、臨時国会で真正面から民主党との論戦を展開する考えを示した。続いて、大島理森幹事長が、今後の党運営と党機構の再編について説明したほか、国会対策、選挙対策、組織活動、広報活動についてそれぞれの担当役員が基本的な方針を説明した。都道府県連幹事長との意見交換では「わが党が野党となり、初めての国会を国民はかたずをのんで待っている。国会論戦で、民主党をいかに論破するかが重要だ。」「マニフェストに書かれていた道州制は地方でもいろいろな議論がある。地方に関わることは、地方の意見も取り入れてマニフェストに入れてほしい」などの意見が出され、活発な議論が交わされた。大島幹事長が「私たちも谷垣総裁の下、がんばります。よろしくお願いします」と述べると、大きな拍手が沸き起こり、本部、地方が一体となって、政権奪還を目指すことを誓い合った。
活動報告

2009-10-23
谷垣禎一総裁が党再生と政権奪還へ決意を示す 全国幹事長会議