活動報告

2009-09-04
地方の声を聞き党再生へ 全国幹事長会議で意見交換

 総選挙の結果を受け地方組織の意見を聞くため、全国幹事長会議が4日、党本部で開催された。麻生太郎総裁、細田博之幹事長ら党役員、47都道府県連幹事長と事務局長が出席した。冒頭、麻生総裁は「最前線で戦っていただいた皆さまの奮闘に心から感謝し、お詫び申し上げる」と陳謝した。その上で「全国幹事長会議はきちんと(党則で)位置付けられた。地方組織は、他党にない最も優れた機関だ。きちんとした態勢にしていくためにも県連で意見を集め、反映させてほしい」と求めた。続いて細田幹事長は、総裁選について地方票を最大限反映させていく方針を示した。意見交換は2時間近くに及び、出席者から「地方の声をしっかり聞き、党を再生していかなければならない」「保守政党としての看板を大事にしながら再生を図っていくことが重要だ」など建設的な意見が出された。こうした議論を受け、細田幹事長は、「新総裁のもとで都道府県連の意見を反映しながら次の選挙に臨む態勢を確立するよう申し送りする」と応じた。また、同会議に先立ち、全国幹事長連絡協議会は、総選挙の総括や地方の意見を尊重することを求める提言を決議した。