活動報告

2009-09-28
第24代自由民主党総裁に谷垣禎一氏を選出

 総裁選の開票が28日行われ、谷垣禎一候補が第24代自由民主党総裁に選出された。谷垣候補が獲得したのは議員票120、党員票180の合計300票。議員投票は、同日午後2時から党本部8階ホールで行われ、衆・参両議員が50音順にそれぞれ1票を投じた。投票開始から約40分後、野田毅総裁選挙管理委員長が、すでに開票作業が終了していた「党員票」と合わせ、選挙結果を発表し、谷垣候補の当選を宣言すると、会場からは割れんばかりの拍手がわき起った。これに応えて谷垣候補は起立して深々と頭を下げた。河野太郎候補は、議員票35、党員票109、合計144票。西村康稔候補は議員票43、党員票11、合計54票だった。引き続き行われた「党大会に代わる両院議員総会」で谷垣新総裁は「『政治は国民のもの』との原点に立ち返り、自由民主党が国民のために何をやる政党か、もう1回議論し、信じるところを正直に国民にぶつけていく。党改革は待ったなし」とあいさつし、党の再生の先頭に立って全力を尽くし、政権復帰を成し遂げる決意を表明した。その後、麻生太郎前総裁、共に総裁選を戦い抜いた西村、河野の両候補が壇上に上がり、谷垣新総裁と固い握手を交わし、健闘を讃えあった。最後に尾辻秀久参院会長の発声で万歳を3唱。全党一丸となって党再生に向かって進むことを誓い合った。