野菜・果樹・畑作物等対策小委員会が4日開かれ、野菜・果樹の現状と課題について農林水産省から説明を聞き、意見交換を行った。 野菜・果樹の生産はともに減少傾向にあり、野菜農家の約46%、果樹農家の半数以上が60歳を超え、高齢化が進んでいる。平成19年からスタートする品目横断政策への移行にともない、「担い手」への支援を集中しながら、国際競争力の向上をめざす構造改革の方向性が打ち出されている。議員からは、「5月28日に出される残留農薬野菜のポジティブリストに対して、生産地ではパニックになっている。一定の指導期間を置くなど、しっかりした対応が必要」「認定農業者の数は少ない中、野菜・果樹の担い手の規模の拡充が必要ではないか」などの意見が出された。
活動報告

2006-04-04
野菜・果樹の現状と課題について議論 野菜・果樹・畑作物等対策小委員会