外交部会、外交調査会、対外経済協力特別委員会は14日、合同で会議を開き、8日から10日までイタリアのラクイラで開催された主要国首脳会議(G8サミット)について外務省から報告を受けた。サミットでは、「世界経済」、「環境・気候変動」、「開発・アフリカ」、「政治問題」が主要議題として取り上げられ、分野ごとに首脳宣言が採択された。議論の中で、麻生太郎総理は拉致問題などわが国の主張を積極的に発言。世界経済が議論されたワーキング・ランチでは、わが国が過去最大規模の景気対策を実施してきたことや持続的な成長のためには、米国の過剰消費の抑制と中国の内需主導型成長への転換が必要だと主張した。また、政治分野の議論で北朝鮮による拉致問題を取り上げた。サミットでは北朝鮮に対し拉致問題に直ちに取り組むよう要請した首脳宣言も採択した。
活動報告

2009-07-14
ラクイラ・サミットついて外務省より報告受ける 外交部会・外交調査会・対外経済協力特別委員会合同会議