活動報告

2006-04-06
米国産牛肉輸入問題に関する日米専門家会合の報告受ける 動植物検疫及び消費安全に関する小委員会

 動植物検疫及び消費安全に関する小委員会が6日開かれ、米国産牛肉輸入問題に関する日米専門家会合の報告を政府から受けた。  3月28、29の両日に行われた日米専門家会合では、米国農務省が認定した対日輸出施設の「品質管理マニュアル」で改善すべき点があったと米側が初めて認め、再発防止のための改善措置について意見交換が行われた。議員からは、米国産牛肉の安全性を議論してきた食品安全委員会のプリオン専門調査会の委員が辞任したことについて、「このことで輸出プログラムの信頼性を損なうことがないよう、食品安全委員会が示した基準は間違っていないことを国民にしっかり説明すべき」と政府に求めた。また、「牛肉の輸出は相互主義とし、日本側の輸出もお互いに認め合うよう求めていくべき」などの意見が出された。