文部科学部会は22日、東京都北区立王子第5小学校の教室天井のアスベスト含有吹付けボードの撤去工事現場を視察した。遠藤同部会長は「北区は平成15年にアスベスト調査をして直ちに撤去工事を始めているが、国の対策は遅れて、文科省が年内に全国的調査をする段階だ。幸いにも学校関係では被害は出ていないようだが国の責任として対策を進めたい」と強調した。 同小校舎は昭和41年から新築工事を始めて普通教室、保健室、職員室などで天井にはアスベスト含有吹付けボードが張られており、昨年から撤去工事を行い、今年度も夏休み中に工事して完了する予定。帰宅では全60小中学校で調査して14校で同ボードの使用が確認されたため撤去改修を進めている。
活動報告

2005-07-22
北区の小学校でアスベスト撤去工事を視察 文部科学部会