活動報告

2009-06-11
特別支援教育の充実について提言をまとめる 特別支援教育小委員会

 特別支援教育小委員会は10日、特別支援教育の体制強化について提言を取りまとめた。特別支援教育とは、障害のある子どもの自立や社会参加に向け、生活や学習上の困難を改善・克服するための必要な支援を行うもの。提言は重点的に取り組むべき事項として、 (1)特別支援教育体制の充実強化 (2)学習上の困難を軽減するためのICT等の積極的な活用 (3)入試における配慮や支援 (4)就労支援・職業教育の充実 (5)国立大学法人付属学校における特別支援教育の推進・充実—を挙げている。障害がある子供への特別支援教育がスタートして2年が経過したが、子供の地域や学校での取り組みの格差克服など多くの課題が残されている。同委員会は必要な予算措置を講じるなど、今後も継続的に特別支援教育体制の充実強化を図る方針。