活動報告

2005-07-26
6者協議、安保理改革について意見交換、外交関係合同会議

 外交関係合同会議は26日、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議再開をめぐる情勢について意見交換を行った。その中で各議員からは「韓国が核廃棄の見返りとしてエネルギー支援策を打ち出しているが、わが国は核問題とは別に拉致問題がある。拉致問題の解決がなければ国交正常化がなく、経済援助もできないとの立場を改めて明確に打ち出すべきだ」などとする意見が相次ぎ、拉致問題進展に向けて6者協議に参加している各国の協力を得る外交努力をするよう求める声が相次いだ。  また、この日の会議では国連安全保障理事会改革について逢沢一郎外務副大臣から報告を受けた。逢沢副大臣は今朝、日本、ドイツ、インドブラジルの「G4」とアフリカ連合(AU)との間で、安保理拡大の枠組みを定める決議案を一本化されたことを報告。「AUの7割から8割の支持が得られるのではないか」との見通しを示した。