与党・新型インフルエンザ対策に関するプロジェクトチームは24日、新型インフルエンザの秋から冬にかけた流行に備え、ワクチン接種者の優先順位を事前に決めておくことなどを政府に求める要望書を取りまとめた。25日に河村建夫官房長官に申し入れる。要望書は秋以降、「大規模な患者の増加があってもおかしくない」との認識を示した上で、「秋以降の状況に備えるべく、国民が安心感を持てる対策をさらに加速していくことが必要」と強調している。主な要望内容は (1)重症患者の増加に対応できる病床の確保 (2)基礎疾患がある人への感染防止策の強化 (3)ワクチン接種対象者と優先順位をあらかじめ決定 (4)ワクチン接種に公費を投入する枠組み整備 (5)検査機器、マスクの必要量の確保—など。
活動報告

2009-06-24
秋以降の新型インフルエンザに備え、要望書を取りまとめ 与党・新型インフルエンザ対策に関するプロジェクトチーム