活動報告

2006-04-14
「ポジティブリスト制度」実施に向け周知徹底を 野菜・果樹・畑作物等小委員会

 野菜・果樹・畑作物等小委員会は14日、農薬使用について生産者の間に不安が生じている残留農薬の「ポジティブリスト」制度について全国農業協同組合中央会(全中)から意見を聞き、議論を行った。  このなかで全中は、5月下旬から実施予定の同制度について、制度の周知に努めているものの、飛散農薬のリスクや風評被害が起こった場合についての対策などが課題であることなどが報告された。  議員からは、「どの農薬を使えば問題がなく、どの農薬がだめなのか、生産農家ごとにきめ細かく示すべき」「消費者の安全・安心のニーズに応えるためにも、農薬登録の徹底を」などの意見が出された。同小委は、現場と行政がよく連携して、制度の周知徹底を図るよう改めて求めるとともに、同制度の実施状況について検証していく方針。