民主党など野党は25日、廃止された母子加算を復活させる「生活保護法改正案」と父子家庭へ児童扶養手当を支給する「児童扶養手当法改正案」の採決を強行した。両法案は野党の賛成多数で可決された。わが党は、採決に欠席した。採決後、谷川秀善参院幹事長は談話を発表。「民主党の委員長は、公党間の法案処理のルールを無視し、2法案を合わせて5時間弱という短時間の審議で採決することを一方的に数の力で決定した」と批判。また、父子家庭や母子家庭の生活支援のあり方は、関係者から話を聞き「しっかりとした審議を行った上で、採決すべきもの」との考えを示した上で、「選挙目当てと取れる党利党略のパフォーマンスを優先して、数の力で一方的に審議・採決を行うという暴挙に出たため」と述べ、欠席した理由を説明した。
活動報告

2009-06-25
野党が生活保護法改正案など採決を強行 参院厚生労働委員会