内閣部会と総務部会は30日、合同で会議を開き、国家公務員が勤務時間中に1時間単位で組合活動をすることを認める短期従事制度を廃止する「ヤミ専従撲滅法案」を了承した。議員立法として今国会に提出、早期成立を目指す。ヤミ専従の実態を調査、同法案の策定作業を続けてきた原田義昭・公務員の違法就労に関するプロジェクトチーム委員長が同法案の内容を説明した。同制度がヤミ専従の温床となっているとの認識から、国家公務員法の「短期専従」規定を削除する。また、労使交渉の公表を義務付け、交渉の透明性を確保することも盛り込まれた。原田委員長は「政治と行政への信頼を回復するため、しっかりとやらないといけない」と述べ、同法案の早期成立に決意を示した。
活動報告

2009-06-30
ヤミ専従撲滅法案を了承 内閣部会・総務部会合同会議