水産部会、水産総合調査会、捕鯨議員連盟は30日、合同で会議を開き、22日から25日にかけてポルトガル・マデイラ行われた国際捕鯨委員会(IWC)年次会合の報告を受けた。報告によると、年次会合では、交渉参加国の効果的な連絡体制を構築するため少数国によるサポートグループ(日本、米国、オーストラリアなど12カ国)の設立などを盛り込んだ決議が採択された。わが国の沿岸小型捕鯨におけるミンククジラ150頭の捕獲枠付与については引き続き検討されることとなった。また、年次会合では、わが国が、反捕鯨団体・シーシェパードの妨害行為に関し映像を使用し犯罪性を説明。オーストラリア(寄港国)、オランダ(船籍国)に、国際条約や国内法に基づき必要な措置をとることを強く要請した。同団体の暴力行為については約30カ国が非難した。年次会合にはわが党から玉沢徳一郎衆院議員、林芳正、鶴保庸介両参院議員が出席した。
活動報告

2009-06-30
IWC年次会合報告受ける 水産部会・水産総合調査会・捕鯨議員連盟合同会議