「世界規模の森林の違法・不法な伐採及び輸出入等から地球環境を守るための対策検討チーム」は12日、「今後の違法伐採対策についての中間とりまとめ」と題する提言をまとめた。同チームは今年2月から、熱帯林などの違法伐採を防ぐため、国産材利用の拡大を重点に議論を重ねてきた。提言の主な内容は (1)政府調達の国産木材需要を拡大し、特に間伐材を原料としたコピー用紙の利用推進を図る (2)地方公共団体や民間企業などに合法木材の利用を働きかける (3)木材輸出国との連携や多国間協力を通じてわが国の違法伐採対策を推進する—など。同チーム座長の西川京子衆院議員から関係各省に申し入れを行う予定。
活動報告

2009-05-12
今後の違法伐採対策についての中間とりまとめを了承 世界規模の森林の違法・不法な伐採及び輸出入等から地球環境を守るための対策検討チーム