自然環境保全に関する小委員会は27日、特定外来生物の第2次指定案について環境省から説明を受け、了承した。 外来生物法の規制対象となる特定外来生物の指定は、6月に第1次指定として37種が決定された後、専門調査会で第2次指定に向けて議論が行われてきた。環境省からは、専門家会合の議論を受け、ウシガエルなど42種を第2次指定の候補として示した。また、一定の被害が確認されているもののうち、アメリカザリガニや外来クワガタなどは防除や遺棄防止などの対応をすすめつつ、今後も検討が行われることが報告された。議員からは、「地方自治体は指定を受けて駆除に乗り出す。被害の可能性の高いものは指定を行い、防除が進むようにしてほしい」などの意見が出された。
活動報告

2005-07-27
特定外来生物第2次指定案を了承 自然環境保全に関する小委員会