活動報告

2006-04-21
防衛庁の省移行関連法案骨子について説明受ける 国防部会・安全保障調査会・基地対策特別委員会合同会議

 国防部会・安全保障調査会・基地対策特別委員会合同会議は21日、防衛庁の省移行関連法案骨子について防衛庁から説明を受けた。  防衛庁が示した改正案のイメージは、防衛庁設置法と自衛隊法を改正し、現在内閣府の一部局として位置付けられている同庁を省へと移行し、現在国際平和協力活動として行っている自衛隊の活動を本来任務化とすることなどを盛り込んだもの。自衛隊の最高指揮権など、シビリアンコントロールとしての内閣総理大臣の権限に変更はない。議員からは、「新しい省の名称は『国防省』が望ましいが、まずは『防衛省』へ昇格させることが必要」「防衛施設庁の官製談合問題が一方であるので、省への昇格を議論する際に、監察組織についてもきちんと説明をすべき」などの意見が出された。