高等学校教育小委員会は21日、中間報告骨子案について議論した。高等学校教育は、中学校からの進学率が97%を超え「義務教育化」しているが、ニートやフリーターの増加、生徒の倫理観の低下などが社会問題となり、そのあり方についての検証が求められていた。骨子案は、(1)役割の再構築 (2)外部評価制度などを含めた教育の質の向上 (3)専門高校の高度化 (4)公私間格差の是正 (5)キャリア教育の充実——などが主な項目。同委員会は、これに加え教科書検定やその採択のあり方についても検証し、今国会の会期末までに最終報告案をまとめる考え。
活動報告

2006-04-21
高等学校教育に関する中間報告骨子案を議論 高等学校教育小委員会