文部科学部会と文教制度調査会は、25日に合同会議を開き、与党検討会がまとめた最終案を基に法文化した教育基本法案を了承した。一部改正ではなく、現在の教育基本法を全面的に改める。同案では「前文」で新たに『公共の精神』や『わが国の未来を切り拓く教育』などが謳われ、「教育の目標」の条項には、『職業教育』『環境教育』『伝統文化の尊重』『国と郷土を愛する』『国際社会の平和と発展』などの理念が盛込まれた。そのほか、『障害者教育』『大学』『私学』『家庭教育』『幼児教育』など、時代の変化に応じた新たな条項が設けられた。同日、総務会で了承された。28日に国会提出される予定。
活動報告

2006-04-25
教育基本法案を文部科学部会と文教制度調査会が了承