法務部会と行刑行政に関する特命委員会は2日、「刑事施設及び受刑者の処遇に関する法律改正法案」を了承した。被疑者への取調べ時間や食事時間を警察が管理する現行制度を改め、(1)プライバシーの配慮など処遇規定の整備 (2)不服申立て制度の整備 (3)留置施設委員会の設置 (4)捜査と留置を法律上分離する——などが内容。今国会での成立を目指す。