北朝鮮が「人口衛星」と称し、弾道ミサイルの発射準備を進めていることを受け、国防部会、安全保障調査会、・基地対策特別委員会は24日、合同で会議を開き、その動向について議論した。このなかで議員からは、「パトリオット(PAC-3)の配備・運用を真剣に考えておかないといけない」、「政府・与党が一体となった体制をとることが必要」、「北朝鮮に撃たせないことが一番重要だ」などの意見が出された。わが国の弾道ミサイル防衛(BMD)では、日本に落下しようとするミサイルに対し、大気圏外で、海上に配備されたイージス艦に搭載したSM-3ミサイルで迎撃。迎撃できなかった場合は大気圏内で、地上に配備したPAC-3で撃墜していく。一昨年12月のSM-3、昨年9月のPAC-3の発射実験ではいずれも迎撃に成功している。
活動報告

2009-03-24
北朝鮮のミサイルの動向について議論 国防部会・安全保障調査会・基地対策特別委員会合同会議