活動報告

2006-03-17
東シナ海ガス田日中政府間協議について報告を受ける 海洋権益特別委

 海洋権益特別委員会は17日、東シナ海の海底ガス田開発などに関する日中政府間協議の概要について、出席した外務省・佐々江賢一郎アジア大洋州局長から報告を受けた。同局長は協議を通じてわが国から問題解決に向けた交渉促進を求め、中国側からは共同開発に関して新たな提案があったことなどを報告した。議員からは「わが国の原則的立場と相いれない中国側の提案は持ち帰るべきものではなかったのではないか」「日本側も試掘を始めるべきとの意見があるが、試掘を開始した際のプラスとマイナスについて議論を深めるべき」などの意見があった。武見敬三委員長は今国会に議員立法で提出する方針の海洋構築物安全確保法案の早期成立を目指す考えを強調した。