活動報告

2009-02-04
長寿医療制度の見直しについて議論スタート 医療委員会

 医療委員会は4日、長寿医療制度(後期高齢者医療制度)の見直しに向け議論をスタートさせた。昨年12月の与党高齢者医療制度に関するプロジェクトチームの合意を受けたもの。冒頭、鈴木俊一社会保障制度調査会長は「まず、第1弾として、春までに改革の基本方針を取りまとめる必要がある」との方針を示した。民主党など野党は同制度を廃止して、従前の老人保健制度に戻すよう主張しているが、会議では「見直しに当たっては、昭和48年に導入された老人医療費の無料化をなぜ止めたのかなど、これまでの高齢者医療の歩みをよく踏まえて、やらないといけない」などの意見が出された。