農林水産物貿易調査会は28日、欧州での議員外交の報告を行い、農林水産省からWTO交渉の最新の状況について聞いた。 ジュネーブなど欧州で議員外交を展開したわが党議員は、WTO農業交渉のキーパーソンであるファルコナー農業交渉議長やラミー事務局長をはじめ、各国の要人と意見交換。わが党は、特に市場アクセス分野について、輸出補助金の撤廃を主張するとともに、上限関税について反対するなど、食料輸入国としてのわが国の立場をしっかりと伝えた。WTO交渉は4月末にモダリティ(各国共通ルール)の確立をめざして重要な局面を迎えており、わが党はさらに積極的に議員外交を展開し、政府をバックアップしていく方針が確認された。
活動報告

2006-03-28
欧州での議員外交の成果を報告 農林水産物貿易調査会