活動報告

2006-03-29
原子力推進への取り組みと政府に期待することでヒアリング エネルギー戦略合同部会

 エネルギー戦略合同部会は29日、原子力推進への取り組み、政府に期待することについて電気事業連合会副会長の桝本晃章氏と株式会社東芝取締役代表執行役社長の西田厚聰氏からヒアリングした。桝本氏は原子力利用のメリットとして、一度燃料を炉心に装荷することでエネルギーを3-4年間発生できる、燃料の一部を除き国産技術によって発電できる点を挙げた。その上で、安全を大前提とした科学的・合理的な安全性の実現などを政府に求めた。西田氏は、原子力産業界が高経年化設備の予防保全の推進、60年運転を目指した設備信頼性の向上などに取り組んでいると説明。原子力の先端領域の開拓について政府が先頭に立って戦略的なプロジェクトを進めるよう要望した。