官民双方が競争して公共サービスの担い手となり、サービスの質の向上や経費削減を目指すための、いわゆる市場化テスト法案を議論していた内閣部会と行政改革推進本部規制改革委員会の合同会議は1日、同法案を了承した。これは「競争の導入による公共サービスの改革に関する法律案」。地方公共団体や民間事業者が官民競争入札の対処業務を要望したうえで、その選定や関連する規制改革などを閣議決定。各省が「実施要綱」を作成して入札を実施する仕組み。これまでの議論の中で、議員からは、民間事業者が落札した場合に当該事業者に責任ある事業を実施させるよう担保されているかどうかなど、留意すべき点が指摘された。
活動報告

2006-02-01
市場化テスト法案を了承 内閣部会・行政改革推進本部規制改革委員会合同会議