活動報告

2009-01-09
海賊対策の議論スタート 与党海賊対策等に関するPT初会合

 アフリカ・ソマリア周辺海域で海賊事件が多発していることを受け、わが党と公明党は与党海賊対策等に関するプロジェクトチームを設置し、9日、初会合を開いた。座長には、わが党の中谷元安全保障調査会長、公明党の佐藤茂樹衆院議員が共同で就任した。会合では、新法の制定を議論していくほか、早急に海賊対策を講じるため、現行法での運用も目指し、問題点を整理していくことを確認した。現行法では、海賊の抑止・取締りは、第一義的に海上保安庁の任務となる。ただ、遠洋であることや海賊がロケット砲など重武装しているため、自衛隊法に基づき海上警備行動により海上自衛隊の艦船を派遣し、「司法警察権」を持つ海上保安官が同乗する案などが想定される。