活動報告

2006-02-07
京都メカニズム本格活用へ 地球温暖化対策推進法改正案を了承 環境部会

 環境部会は7日、地球温暖化対策推進法改正案を了承した。  同法案は、昨年発効した京都議定書で温暖化ガス削減措置として定められている「京都メカニズム」を実施するための国内体制を整備するためのもの。京都メカニズムを使うと、途上国などで温室効果ガス削減に資するプロジェクトを行った投資国や企業がCDM(クリーン開発メカニズム)の認証クレジットを取得。その分を国内での削減量に充当することができる。先月31日には、CDMの認証クレジットを受け取るための国内の受け皿となるNEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)法改正案と石油特会法改正案が経済産業部会で了承された。  わが国は今後、京都メカニズムを補完的に活用しながら、同議定書で約束した温室効果ガス削減目標達成をめざす。来年度から実施の予定。