地域公共交通小委員会は8日、平成18年度地域公共交通関係予算の概要について、関係省庁から説明を受けた。同委員会は昨年11月、地域の活性化、道路混雑緩和のために地域公共交通を見直す中間提言を政府に申し入れたが、そのフォローアップを兼ねたもの。 提言を反映した来年度予算の新規事業としては、「公共交通の乗継情報の提供」と「首都圏の私鉄・地下鉄・JR・バスの共通パスネット支援」など。また、交通機関相互の連携強化と利用の円滑化や昨年のJR福知山線の脱線事故を踏まえた安全対策としてATS(自動列車停止装置)の緊急整備が計上された。 議員からは、「高齢者・児童のためにバスの利便性を高めた地域再生が必要」「PTPS(バス車両優先信号システム)をもっと支援すべき」などの意見が出された。 同小委としては今国会中に最終的な提言をまとめる考え。
活動報告

2006-02-08
地域公共交通関係予算概要の説明を受ける 党地域公共交通小委員会