活動報告

2006-02-16
米国産牛肉の輸入は日本側が認めた施設だけ許可を 農林部会・総合農政調査会・動植物検疫及び消費安全に関する小委員会合同会議

 農林部会・総合農政調査会・動植物検疫及び消費安全に関する小委員会の合同会議が16日開かれ、わが党の米国産牛肉輸入問題調査団の報告を受けた。  同調査団が視察したカンザス州の2施設については、わが国が求めている輸出プログラムは順守されているとの報告を受け、今後の対応について議員からは「わが国の消費者が不信を招かないような体制が必要」「日本側から米国の処理場へ抜き打ち査察はできないのか」などの意見が出された。また、米国へ牛肉を輸出しているわが国食肉処理施設が米国側が認めた4ヵ所に限られ、毎年1回米国側の査察が行われていることから、今後の交渉では「米国からの輸出も、日本が認めたところに限るとする」(谷津義男総合農政調査会長)ことを条件とするよう政府側に求めた。