水産部会と水産総合調査会の合同会議は28日、水産庁からのりIQ(輸入割当枠)について報告を受けた。 経済産業省が発表した今年ののりのIQは5億8千500枚。このうち、日韓のりIQ合意に基づき韓国枠として3億4千万枚を設定し、同合意では10年後12億枚まで拡大することとしている。日韓合意を受け、中国とも協議を行ったうえで中国枠を2億3千万枚と設定した。わが国として、のりの国際競争力をつけていくため、国内の生産体制のコスト削減や原産地表示の徹底などで国産のりの差別化を図っていく方針。
活動報告

2006-02-28
のりIQを決定 水産部会・水産総合調査会合同会議