活動報告

2006-01-17
小泉総裁「本部と県連の協力」を求める 全国幹事長会議

 党大会に先立つ全国幹事長会議が17日、党本部で開かれた。冒頭、あいさつした小泉純一郎総裁は「何をやっても、プラスがあれば、マイナスがある。かつて自民党は都市に弱く、地方に強いと言われた。ようやく都市の有権者から信頼を得て、都市でも勝てるのだと思うと、地方軽視だと批判が出る。そういう中で、どうやってマイナスを補いながらプラスを伸ばしていくかというのが、これからの自民党の課題だ」「伝統、文化、歴史を大事にしながらも、これから先も国民の信を得ていくためには、保守したくば革新せよだ」と考え方を示しながら、党本部と地方県連がさらに協力していくよう求めた。また、武部勤幹事長は、「行政改革はじめ小泉構造改革を貫いていくために、来る通常国会はきわめて重要だ」として通常国会に臨む強い決意を述べたほか、青木幹雄参議院議員会長は来年の参院選を控えての協力を訴えた。この後、党幹部から政策報告や党則改正などが報告された後の質疑では、地方各県連から、「党員拡大のために、党が何を目指しているのか分かるようなものを作ってほしい」との要望や、「県連、地方支部は会計的に苦しい中で党員拡大をしなければならないという事情を知ってほしい」などの意見が出された。