活動報告

2006-01-27
のりIQをめぐるWTOパネルの提訴、韓国が取り下げ

 水産部会は27日、のりIQをめぐるWTOパネルの結果などについて水産庁から報告を受けた。  日本が設定しているのりIQ(輸入割り当て枠)をめぐり、昨年3月に韓国がこれをWTO違反だとして提訴し、パネルが設置された。わが国としては、同パネルの中間報告が出される前に、韓国と非公式に協議を重ね、のりIQに韓国枠を設定することで合意。これを受け、韓国が提訴を取り下げ、パネルは終了した。鈴木俊一会長は、「WTOのNAMA(非農産品アクセス)交渉への影響を考慮しながら今回の決着に至った」とし、同部会として引き続き国内ののり対策に取り組む考えを示した。