社会保障制度調査会年金委員会は2日、厚生・共済年金の一元化に向けて議論した。サラリーマンが加入する厚生年金と、国家公務員、地方公務員、私学教員が加入する3つの共済年金との間には保険料率や給付金に格差があり、「官民格差」として批判も多い。わが党では先の総選挙で厚生・共済の一元化を公約し、官民格差の是正などの問題について議論を重ねている。政府の「被用者年金一元化等に関する関係省庁連絡会議」の検討状況を聞いたこの日の委員会では「年金制度を運営する立場ではなく、もらう人の立場にたった議論が必要」などの声があった。
活動報告

2005-12-02
厚生・共済の一元化に向けて議論 社会保障制度調査会年金委員会