水産部会・水産総合調査会合同会議が16日開かれ、燃油価格の高騰と大型クラゲ大量来遊への緊急対策が了承された。燃油価格の高騰による漁業経営への打撃に加えて、夏頃から大型クラゲが日本近海に大量に発生したことでわが国の漁業は深刻な影響を受けているのを受け、わが党が求めてきた緊急経営対策について水産庁から説明を受けた。 同対策では、大型クラゲ対策、燃油流通の効率化、漁業の協業化による省エネの対策を、新たに「経営体質強化緊急総合対策基金」を設けて実施を行う。また、来年度予算では、大型クラゲの発生原因などの科学的研究を日中韓の3カ国で共同調査の実施予算を要求している。
活動報告

2005-12-16
燃油価格高騰・大型クラゲ緊急対策を了承 水産部会・水産総合調査会合同会議