動植物検疫及び消費安全に関する小委員会は1日、内閣府食品安全委員会プリオン専門調査会がまとめた北米産牛肉と国産牛肉を摂取する場合のリスクに関する評価結果について政府から説明を受けた。 同調査会は、北米産と国内産牛肉の牛海面状脳症(BSE)感染リスクを「科学的同等性を評価することは困難」としながらも、全頭から特定危険部位(SRM)を除去し、20ヶ月月齢以下の牛に限るとする「輸出プログラム」が遵守されれば、「リスクの差は非常に少ない」と結論付けている。議員からは、「国民の安全・安心のために、先方の輸出プログラム遵守の担保が必要。日本側からきちんと監査が入るのか」などの意見が出された。同小委は、食品安全委員会がまとめる最終報告を改めて聴取する方針。
活動報告

2005-11-01
プリオン調査会の評価結果案について説明受ける 動植物検疫及び消費安全に関する小委員会