北朝鮮による拉致問題対策本部が17日、開かれ、安倍晋三前本部長の官房長官就任に伴い、新本部長に逢沢一郎幹事長代理が就任した。逢沢本部長は「外務副大臣として2年間、北朝鮮問題を担当してきた。立場は変わるが拉致問題は日本人の安全、人権に直接関わる重大な問題。拉致問題の解決に党の総力を結集したい」と抱負を述べた。 会議では日朝政府間協議や六者協議の内容について外務省から報告を受け、同本部長は「北朝鮮が交渉のテーブルに出てくるには適切な圧力が必要。『圧力と対話』で、北朝鮮が日本側を納得させる以外に拉致問題を解決する方法はなく、それが北朝鮮にとっても利益になることを理解させる必要がある」と述べた。
活動報告

2005-11-17
逢沢新本部長の下、拉致問題解決へ全力 拉致問題対策本部