「政策形成のあり方と政党シンクタンクの役割」をテーマにした立党50年記念シンポジウムが21日、都内のホテルで開かれ、約550人が参加した。シンポジウムは党改革実行本部が先にまとめた提言に「シンクタンク創設」が盛り込まれたことを受けたもの。シンクタンク創設準備委員長の中川秀直政務調査会長は「これまで役所の審議会を通じて結集してきた民間の知恵を、シンクタンクを通じて党が直接吸収し、特に中長期的の政策は政治が責任を持ってやっていかなければいけない」との考えを示した。また、太田誠一党改革実行本部長は米国での例を挙げながら、「国際社会でも十分に通用するアウトプットができなければいけない。それが政策形成でのわが国の国際競争力を高める」と述べた。シンポジウムでは、米国ブルッキングス研究所特別招請スカラーの船橋洋一氏が基調講演を行ったほか、安倍晋三官房長官(前党改革実行本部長)らによるパネルディスカッションが行われた。
活動報告

2007-11-21
シンクタンク創設で立党50年記念シンポジウム開催