武部勤幹事長を座長とする与党耐震構造設計偽装問題対策本部は30日、総理官邸で安倍官房長官に対し、耐震構造設計偽装問題についての申し入れを行った。武部座長は、「行政の不作為の問題もあるのではないか。消費者の視点に立って、しっかりとした対応をお願いしたい」と要望した。申し入れは、(1)住人の安全確保 (2)危険物の撤去 (3)国交省における相談窓口の設置等 (4)第三者機関の設置等 (5)検査機関に対する緊急実態調査等—など。国民に建設・不動産業への不信感が募るなか、武部幹事長を先頭に、一刻も早い不安払拭を目指し、政府に早急な対応を求めていく方針。
活動報告

2005-11-30
耐震偽装問題で与党対策本部が安倍官房長官に申し入れ