外交関係合同会議は4日、海洋権益特別委員会と合同で会議を開き、東シナ海の海底ガス田開発をめぐる日中協議の内容について外務省から報告を受け、議論した。協議ではわが国が中国に対して海底ガス田の情報提供と開発作業の中止を要求し、東シナ海での共同開発を提案した。これに対して中国政府は提案を検討すると回答し、次回協議は10月中旬を予定し、閉会した。 この報告に対して議員からは「わが国も同等の立場で交渉するため試掘を進めるべき」との意見が多く出されたほか、「漁業資源の確保・保全の観点からも情報提供を強く求めてほしい」「中国はこの問題について従来よりもやや柔軟な対応に変化したように感じる」との声があった。
活動報告

2005-10-04
東シナ海の海底ガス田開発協議について議論 外交関係合同会議・海洋権益特別委