活動報告

2005-10-19
憲法第9条について議論 新憲法起草委員会安全保障及び非常事態に関する小委員会

 新憲法起草委員会の下に置かれている安全保障及び非常事態に関する小委員会は19日、憲法第9条について意見交換を行い、最終案の取りまとめを福田康夫委員長に一任した。  12日に起草委員会で了承された「新憲法第二次案」では、前文と安全保障の2章が検討事項として残されていた。これを受けて同小委で第9条の表現、特に海外における「自衛軍」の活動をどう規定するかについて議論が行われた。委員からは、自衛権をめぐる解釈のほか、自衛軍の活動について法律で定めるとしている「安全保障基本法」「国際協力基本法」「緊急事態法」に関する意見が多く出された。福田委員長が同小委の最終案をまとめて森喜朗起草委員長に提出し、28日に開かれる全体会合でわが党の「新憲法草案」の全文が提示される予定。