小泉純一郎総理と民主党の前原誠司代表による党首討論が19日、外交問題を中心に行われた。小泉総理は、日中関係は様々な分野で相互依存関係が深まっているとした上で、「中国との関係は靖国問題だけで全てを規定できない」と述べた。また、靖国神社参拝について、「心ならずも戦場で倒れた人に哀悼の誠を捧げている」と真意を説明。参拝の願いが戦争ではなく平和と繁栄の維持であることに理解を求めた。発言時間の45分間のほとんどを一方的に前原代表が使ったため、小泉総理は終了間際、「また次の機会に議論しましょう」と声をかけた。
活動報告

2005-10-19
「日中関係は靖国だけではない」 党首討論で小泉総理