社会保障制度調査会医療委員会は26日、医療制度改革について日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会からヒアリングを行った。3団体は厚生労働省が示した医療制度改革の試案で高齢者の窓口負担を増やす考え方を示したことなどについて反対の立場を表明した。これに対して各議員からは「医療費が今後増えていくことが予想されることに対して、どのような方策を取るべきか具体策を示してほしい」などの声や、「現在の国民皆保険を維持するために、医療のむだを徹底的に省いた上で、それでも足りない分をどこに負担を求めるのか議論をしなければならない」との指摘があった。
活動報告

2005-10-26
医療制度改革について医療関係団体からヒアリング 社会保障制度調査会医療委員会