活動報告

2005-10-31
「国民との約束をしっかりを果たす」武部幹事長ら新党役員が会見

 武部勤幹事長、久間章生総務会長、中川秀直政務調査会長による新党役員の記者会見が31日に行われ、それぞれ抱負を語った。留任となった武部勤幹事長は「83人の新人議員が当選した新しい自民党の執行部を預かる幹事長の立場として、国民との約束をしっかり果たすことが大事だ。党本部のみならず地方支部との連携をしっかりと取りたい」と、新たな決意を示した。  同じく留任となった久間章生総務会長は「前回は郵政民営化の問題が目の前にあって構えた気持ちだったが、今回はそういった気負いはなく、丸く党内をどうやってまとめていこうかという気持ちだ」と述べた上で、「次の総裁に移行していくなかで党の力を削ぐことなく、力強く前進させていく役割が執行部に与えられていると思う」との認識を示した。  新任の中川政調会長は「改革のスピードアップが重要。政府がどんどん改革を進める中で、与党としても改革を提言し、政府、与党で『改革競争』をしていきたい」と述べ、「はじめに『増税ありき』の姿勢は国民が選んだ小さな政府路線に反する」と述べ、歳出削減を徹底する考え方を示した。