171-参-財政金融委員会-13号 平成21年03月30日 ○尾立源幸君 お聞きいただいたとおりでございますので、これ以上は申し上げませんが、ちょっと末松政務官に突然ですが質問をさせていただきたいと思います。 今日、竹下副大臣が御出張で来ていらっしゃらないということで、恐縮なんですけれども、末松政務官もこの大臣規範に該当するんですよね、守らなければいけない。 ○大臣政務官(末松信介君) 該当いたします。読みましたので。 ○尾立源幸君 事前にそういうことを御承知でしたら、なかなか平田副大臣がやられたような、おやりになったような株の売買を普通はしようと思わないと思うんですが、当事者としてどのように感想を持たれていらっしゃいます。 ○大臣政務官(末松信介君) それぞれ、政府側に入っている立場の者、考え方はあろうかと思うんですけれども、私の場合は、株、これは信託しなきゃなりませんから実質的には塩漬け、動かすことできませんので、株の売買等を行うということはまずあり得ないということを、そのように理解を私なりにはいたしております。 ○尾立源幸君 そうすると、末松政務官の場合は信託に出されているということでよろしいんですか。 ○大臣政務官(末松信介君) 私の場合は信託させていると思います。 ○尾立源幸君 それが正しいやり方だと思うんですけれども、よっぽどそういう規範を破ってまで、抵触してまで何かやっぱりお金が必要だったんですかね。何かお仲間で聞かれています。 ○大臣政務官(末松信介君) 前副大臣としては別に、自分自身会社持っておられて、そしてほとんど九割近く株を持っておられたのかな、ですから名義を換えるというレベルのお考えでございましたので、大臣規範に違反するかどうかということにつきましては、少し微妙というお話をなさっておられましたけれども、私どもは、これは副大臣にお聞きしていただかないと、ちょっと何とも答えられません。 ○尾立源幸君 選挙が近づくといろいろございますので、双方気を付けなきゃいけないなと思っております。 それではもう一点、これも麻生総理が先日、高知で贈与税減税を検討といいますかそういうお話をされたもので、事前通告ないんですけれども、与謝野大臣に質問をさせていただきたいと思います。 総理は、個人資産を持っているのは高齢者の比率が高い、贈与税が掛かるからずっと持っていると、こういうふうに指摘されておりまして、その上で、息子なり孫に渡して、家を建てる、車を買うなど、消費の証明ができるものに限り年度を区切って贈与税を安くする、ゼロにする案は検討していただく値打ちがあると、こう発言されております。 多分、突然お話をされたわけじゃないと思うんですけれども、麻生総理と与謝野大臣のそれなりの意見のすり合わせもあったと思うんですが、この件に関して、与謝野大臣、今どういう検討、考えをお持ちなのか、お聞かせください。
活動報告

2009-03-30
第171回国会 参議員財政金融委員会 第13号