活動報告

2006-12-01
超長期住宅に求められる維持管理について議論 “200年住宅”ビジョン~超長期住宅システム小委員会

 住宅土地調査会の下に新設された“200年住宅”ビジョン関連3小委員会のひとつである超長期住宅システム小委員会の初会合が1日に行われた。  同委員会は、超長期に利用できる耐久性の高い住宅を維持管理していくための方策と、そうした環境にふさわしいまちなみづくりについて検討する。  この日の会議では超長期住宅を実現するためには、大災害の後も補修しながら使用し続けられるなど「物理的耐用性」からの視点と、ライフスタイルや使用目的の変化に柔軟に対応できるなど「社会的耐用性」からの両視点から、維持管理についての方策を検討していくことを確認した。  同委は今後、関係省庁・業界からのヒアリングを重ね、来春を目処に合同会議にて同ビジョン取りまとめができるよう、議論を続けていく。