小泉純一郎総理は26日、第163回国会における所信表明演説を行った。 小泉総理は演説の中で、「改革なくして成長なし」「民間にできることは民間に」「地方にできることは地方に」と、これまでの小泉内閣の方針を堅持し、引き続き構造改革を断行していく覚悟を強調。郵政民営化の是非を問う総選挙での勝利を受け、「民意を大きな支えとして、改めて郵政民営化関連法案の成立を期す」と、今国会で郵政民営化を実現する決意を示した。また、国家公務員の給与体系の見直し、定員の純減目標を設定するなどの改革をすすめることで、「政府の規模を大胆に縮減」していく考えを表明した。小泉総理は、「改革の原動力は国民一人ひとりであり、改革の成功は国民の強い意志と政治家の断固たる行動力にかかっている」とし、「改革を止めることなく、勇気と情熱を持って、日本の明るい未来を築こう」と締めくくった。
活動報告

2005-09-26
「改革を止めてはならない」 小泉純一郎総理が所信表明演説