参院教育基本法特別委員会は14日、教育基本法案の採決を行い、与党の賛成多数で可決した。同委員会ではこれまで80時間を超える審議がなされ、与党側は審議が十二分に尽くされたと判断し、採決を行うよう委員会に動議を提案し、採決に至った。 14日の審議では午前に安倍晋三総理が出席して3時間の質疑を行い、さらなる審議を求める野党側の要求に応え、午後も1時間15分の質疑を行った。 与党は同法案の15日の参院本会議での成立を目指しており、中川秀直幹事長は14日夕刻に行われた総務会で「会期末を迎え大変緊迫しているが、政府与党一致結束して法案の成立を期したい」と述べた。
活動報告

2006-12-14
教育基本法案、参院特別委で可決