党有明海ノリ等被害調査対策本部の総会が8日開かれ、環境省の「有明海・八代海総合調査評価委員会」がまとめた委員会報告骨子案について、同省の担当者から説明を受けた。 骨子案は、「問題点」として、海域環境の悪化、赤潮発生の増加、魚類等の減少-などの6項目について考察している。うち海域環境の悪化については、潮流の低下、底質の泥化などの要因を指摘。「底層環境の悪化が生じた可能性がある」としている。 同委員会は、ノリ不作を受け、有明海及び八代海再生特別措置法に基づき設置されたもの。本年内に両海再生に向けた委員会報告をとりまとめる予定で、陣内孝雄本部長は、同対策本部としても積極的に取組んでいく考えを示した。
活動報告

2006-11-08
委員会報告骨子案について説明受ける 有明海ノリ等被害調査対策本部