活動報告

2006-11-09
竜巻被害への早急な対策を 北海道佐呂間町竜巻被害対策本部

  7日午後に発生した北海道佐呂間町竜巻被害の対策本部初会合が9日、開かれた。同対策本部は被害発生した直後に中川秀直幹事長を本部長として設置されたもの。現地対策本部長には武部勤前幹事長が就任、同日、現地入りした。また、翌8日には中野清事務局次長を団長とする視察団を派遣し、被害状況の調査にあたった。  会議ではまず、武部現地対策本部長が厳しい寒さの到来が迫るなか被災者の住居確保を最優先するべきとの考えを強調。続いて中野団長が被害状況を報告したうえで、被害者の多くが工事現場での勤務中だったことや、中小企業の建物に被害があったことから労災の適用や財政支援が必要との認識を示した。  中川本部長は「時間との勝負。政府は必要な手続きを省略してでも、被災者に対する手当てが行えるよう考えてほしい」と述べ、関係省庁に対し迅速な対応を要請した。